

モカ エキスプレス
1933年に誕生した、独創的なイタリアン・モカ ポット

変化の時代
19世紀が終わって20世紀が始まると、世の中は大いなる変化の時代に入りました。未来指向、つまり、テクノロジーや社会変革の時代が訪れたのです。飛行機からラジオまで、私たちの日常生活を一変させる製品が矢継ぎ早に登場しました。

自宅でも、バールでも
アルフォンソ・ビアレッティがありふれた行為に革命を起こそうとしていたのも、ちょうどこの頃です。バールでしか飲めなかった味わい深いコーヒーを自宅でも、と考えたアルフォンソは、シンプルで簡単に使えるアイテムを考案しました。そのために使用したのは、軽く、耐久性に優れる当時の最先端素材、アルミニウムでした。

早く、強く、しなやか、
まるでカフェインのようだ ”
アルフォンソ・ビアレッティ(Alfonso Bialetti)

日常生活からのインスピレーション
洗濯中の女性を眺めていたアルフォンソは「lisciveuse」という道具をみつけます。彼女たちは、真ん中にスチールパイプのあるその容器に洗濯物を詰めたら、火にかけます。すると容器内部の水が沸騰し、中央のスチールパイプから上がっていくことで、石けん水が均等に洗濯物に行き渡るのです。

アイコン誕生
オリジナルのモカ エキスプレスは、1933年に登場しました。以来、その姿はほとんど変わっていません。ビアレッティのアイコン、8角形を思わせるシルエットは、アルフォンソが妻のプロポーションをヒントにしたもの。小さな頭、しっかりとした肩、引き締まったウェスト、ハンドルは腰に当てた手と腕、ボイラーのラインはプリーツスカートです。
モカの名称は、世界有数のコーヒー豆の産地、イエメンのモカ (Mokha) にちなんでいます。

レナート・ビアレッティ (Renato Bialetti)
ビアレッティの創業者、アルフォンソを父に持つレナートは、1946年に二代目社長に就任しました。今やビアレッティの代名詞となっている髭おじさんは、彼の友人で漫画家のポール・カンパーニ (Paul Campani)がレナートをモデルに描き起こしたものです。クリエイティブなアイコンとして、イタリア人の心に定着しています。

口ひげの男
お馴染みの髭おじさんは、当初はCM用アニメ・バージョンとして登場、TVショー 『カロセッロ (Carosello)』 のおかげで一躍有名になりました。 また、"Sembra facile (簡単そうだね)" のスローガンによってさらに有名になった髭おじさんは、指を高く突き上げた姿 - エスプレッソをオーダーする様子 - で今もビアレッティ製品を象徴しています。

The Moka Express / モカ エキスプレス
90年以上も伝統を守りながら、常に新しい世代に受け入れられてきたイタリアン アイコン


#MokaLover になるのは簡単です

まず、ボイラーのセーフティバルブの
下まで常温の水を注ぎます。

バルブの上まで水を入れないように
注意してください。せっかくのコーヒーが 水っぽくなってしまいます。👍

ペルフェット モカをお使いいただくと、最良の結果が生まれます。
❤️ろうと型フィルターにコーヒー粉を入れます。
あくまで優しく、コーヒーを押しつけないようにしてください。

モカを熱源にかけます。
ちょっとした秘訣を知りたいですか?弱火にして、じっくりと時間をかけることです。待つ価値のあるコーヒーができあがりますよ。

ゴロゴロと音がしたら、完成まであと少し。火を止めて…あとは楽しむだけです。